こんにちは。
ブランド楽市吉祥寺店スタッフ、通称「チャリ坊や」です。
9月16日、17日で開催された、ツール・ド・東北 2017。
今年も社長の許可と、スタッフの了承をいただき、休暇をいただいて参加して参りました!
ツール・ド・東北は、このところ毎年恒例のイベントとして、会社を挙げてロードバイク好きが高じて、自転車のチャリティーイベントに参加したがる僕を毎年、応援していただいています。
毎年、公式テーマソングをレミオロメンの藤巻亮太さんが歌い、モデルの道端カレンさんや、お笑い芸人のパンサーさんが会場で盛り上げる光景もまた「あぁー今年も来たんだな!」と実感します。
(女川エイドでは、為末大氏がライダーの写真撮影に応じる姿も…!シャイボーイの僕は、握手すらお願いできず、ボーっと見ているだけという。。)

恒例といえば、この時期の台風です。
今年は台風18号の影響で出走当日の午後、天候悪化の影響を受ける可能性が高いということで、コース縮小(フォンドダウン)が、出走する前日の夜に決定されました。
ちょうど「明日は頑張ろうぜ!の会」と称して、いつもより随分と早めの夕食をしていた頃、開催事務局からメールが…参加している100kmのコースは、65kmコースに変更される、とお知らせがあったわけです!
安全を最優先に、と異例の決定がされたようですが、「短縮されて残念」よりも「そもそも台風が大丈夫なのか?」「当日、走れる天候なのだろうか?」という心配の方が大きく、「明日走れなかったら、僕たち何しに東北へ…」なんてざわつきつつも、出走は早朝から移動や準備があるため21時過ぎには就寝。。

そして、17日の出走当日。
早朝3時に目覚めてまず窓から外を見たら…雨降ってない!!!
65kmと短縮バージョンではありましたが、雨も暴風も我慢してくれ、ケガやマシントラブルもなく(実は、昨年僕のマシントラブルで、ひと騒ぎがあったのですけれど…)無事に完走することができました。
今年も全国から集ったサイクリスト(総勢3721人だったそう)の全員がきっと「走れて良かった」と胸を撫で下ろしたのではないでしょうか。

ツール・ド・東北は、コースを走りながら、被災地域の「今」を見て感じることがテーマのひとつでもありますが、毎年参加するたびに、景色が変わっていることに気付かされます。
災害の爪痕が激しく目立ちひび割れてしまっていた道が、綺麗に平らに舗装され…
重機が入り何かを取り壊し工事をしていたところに、コンビニや家が建ち並び…
日常を取り戻すことができている人も増えてきたのかもしれない…そう感じました。
ただ、それでもまだ避難生活をされている方はいらっしゃるわけで、僕が見た景色の中にも「これはまだ仮設」というものもあるのだと思うと、やっぱり僕の涙腺は崩壊してしまうわけで。。
あの東日本大震災から6年。
何のチカラもない、ただの自転車好きの僕ですが、ペダルを漕いで「今」の被災地をこの目で見ていると、「やっぱり、やり続けることに意味があるのではないか…」と感じるのです。

そんなことを感じながら、都内に帰宅すると…どうでしょう。
帰宅後、毎年恒例の風邪を引く始末!(T_T)
来年もできることなら、ツール・ド・東北に参加したいと思っています。
が、東北は全力で応援してるけど、お前のことは応援できない…とか言われちゃわないように、帰宅後に風邪をひかない対策を何か考えないと…!!
というわけで、今日も笑顔で頑張りまーーす!