皆さんこんにちは。
突然ですが、今日は世界4大ブルーオニオンと言われている陶磁器ブランド、ブルーダニューブの魅力をお話ししたいと思います。

私がブルーダニューブを知ったのは、約30年前。
私が産れた頃から我が家の食卓はブルーダニューブの食器に囲まれていました。
料理好きの父親が、コツコツと買い集めていたのがきっかけです。
実家の食器棚には、父親が大切にしているブルーオニオンの数々の食器達が並んでいます。
ブルーオニオンとは、いわば図柄の名称のこで、最も歴史があり大変人気がある図柄。
様々な陶磁器のメーカーによって製造されています。
1739年、マイセンのクレッチマーによって中国のざくろ文様をデザインした絵付けが発表されたのですが、ざくろを知らないドイツの人々が、それを「ブルーオニオン(青いたまねぎ)」と間違えたことからその呼び名がついたと言われているんですね。
ブルーダニューブは、50年もの歴史のある陶磁器ブランドで、白磁にコバルトブルーの染付けで描かれたこの模様は、50年たった今でも多くの人に親しまれている人気の食器なのです。
その歴史あるブルーダニューブの魅力に気が付いたのは実はつい最近。
子供の頃からずっと見慣れていた物なので正直慣れてしまっていたのでしょう。
日常的に使っていた親しみのある物だからこそ、自然にその魅力に引き寄せらるのでしょうか?
30歳を過ぎた今、本当に魅力を感じています。
カップソーサーの持ち手は、何とも言えないしっくりとした感覚とずっしりとした重み。
やっぱり落ち着くなぁ~。

父が作るバジルの定番パスタ。
お決まりのブルーダニューブのお皿。
1年前に実家で久しぶりに食べた時の写真が残っていました♡
父は、日頃から口癖のように言っていました。
「大切すればお皿一枚でも一生使えるんだよ。あなたも一生使えると思う物を選びなさい」
父の口癖でした。
食器を大切にすると言う概念から、食事のマナーも厳しかった父。
子供の頃は、毎回ドキドキしながらご飯を食べていたので、父がいるときの食事は緊張していて嫌だったことも記憶しています。
今でも不思議なのですが、父の言葉通り、私が子供の頃から使っていたスープの器も、バジルのパスタの時に使うお皿も、ゆで卵をのせるエッグスタンドも、30年たった今でも全て残っています。
カップソーサーの持ち手が欠けてしまった物もありますが、捨てられないので食器棚の奥に閉まっています。
割れちゃえば終わり。
割れないように大切にすれば一生もの。
たかがお皿だけど、一生と言う響きは子供ながらに影響を受けた事を今でも記憶しています。
さりげない父の教えは30年たった今の私の生活にも大きく影響しているように思います。
私も、結局ブルーダニューブに辿りついたからなのかもしれません。
ブルーダニューブ以上のものと出会う為に、色んな食器を集めてきました。
煮物用、煮魚用、サラダ用、洋食用とそれぞれ揃えていました。
また、1年の中で必ずお正月やクリスマス、誕生日とイベントがあるので、イベント用の食器も揃えるとなると大容量の食器棚が必要になります。
あまりにも現実的ではありませんよね。
結局、どんな素敵な食器を使ってもブルーダニューブを超える物がなかったということ。
ブルーダニューブの食器は、和食でも洋食のパスタやピザでも中華でも相性が抜群だと言うこと。
我が家では、年に何回かカニを食べましょ会があるのですが、もちろんカニでもOKですしね。
どんな料理でも、ブルーダニューブは大活躍してます。

ブルーダニューブの食器は、日本みたいにどこの国の料理でも取り入れいるような国にはぴったりの柄なので、ブルーダニューブを持っていればいくつも食器を買う必要はありません。
私は、いろんな食器を使ってきましたが、やっぱりブルーダニューブが一番しっくりきます。
マイセンのような高いものはお客様が来たときに使う為、食器棚から出すことはあまりありませんが、ブルーダニューブは、普段使いにガチャガチャ使えます。
私の母は、食器を洗う時は、かなり気をつけていたようなのですが、私の目の前で父のお気に入りの器を落として割ってしまった事がありました。
しかも、運が悪いことに、食器棚のセンターに陣取る特別なお皿でした。
子供ながらに、あれが特別だという事は一目瞭然。
食器スタンド(写真立てみたいなやつ)に飾られて収納されていたお皿でしたし、我が家では一枚しかなかった物でした。
子供ながらに、「大変なことが起こってしまった!!!!!」
と思いましたね。。
けれど、母の失敗の経験から、私は物を大切にすることの大変さを学びました。
日常のささいなことで、物はあっという間に壊れてしまうということ。
人が特別にこだわりを持った物には、魂のような物が宿るということ。
物に執着するではなく、大切にすることは愛着が湧くということ。
愛着のある物は、自然と大切にできるのだということ。
その気持ちは、人からまた人へと受け継がれていくと言うこと。
ブルーダニューブはそんな魅力を持つ陶磁器ブランドだと思います。
私が父から教えてもらったように、物を大切にすることは、既に娘にも影響しているようです。
娘が大人になり母になった時に、私が父から受け継いだブルーダニューブの食器を、自然と心地が良く使う日が来たら素敵だなぁと思っています。
今月も実家からカニを食べましょ会のお声がかかっているので、ブルーダニューブの食器と共に家族時間を楽しみたいと思います♪