皆さんこんにちは。
先日17日に行われたブランド品の偽物研修の中から、一般の方にも是非知っておいてもらいたい偽物(コピー品)を見分ける5ポイントをご紹したいと思います。
気がづかないうちに偽物(コピー品)を買ってしまっていた!なんて言う方も多いのではないでしょうか?
知らない人が損をすると言われる世の中ではありますが、残念ながら知らなかったでは済ませられないほどニセブランド品が出回っているというのも事実です。
特に、偽物(コピー品)を本物として販売している悪質業者は、インターネットで偽物(コピー品)を利益目的で販売しているケースが多ようです。

私が長年買取の査定を経験した中でも最も多かったのがインターネットでブランド品を購入したケースです。
画像は本物なのですが、送られてくる物は偽物(コピー品)という最悪なケース。
しかし、物が届いても見分けられなかったとしたら本物だと思ってしまうはず。
偽物(コピー品)だと分かるのは、買取に出した時に買取してもらえなかった…。
何件も買取店で査定してもらったけれど、どこのお店も買取不可…。
そこで初めて偽物を買ってしまったと気が付きます。
気がづかないうちに偽物(コピー品)を買ってしまっていたと言うまさに典型的なパターンなのです。
万が一、誤って偽物(コピー品)を販売してしまったのなら、返金や返品に応じるのが通常ですが、悪質業者は返品はしてくれないどころかネット上から姿を消すこともあります。
さすがにそこまでされたら泣き寝入りになってしまいます。
しかし、本物の仕上げには及ばないため、見分け方を知っている人ならば偽物だと判断できます。
そんな偽物(コピー品)を掴まされてしまうと言った被害に合わない為にも、ブランド品の真贋知識を身に着けて、ご自分自身で偽物(コピー品)見分けられるようになると言う対策が重要だと思います。
実は、ブランドの偽物(コピー品)にはある一定のパターンがあります。
早速その5つのパターンをご紹介します。
1 縫製ミシンで大量生産
偽物(コピー品)は、大量生産を行うので縫製が雑です。
正規品は一つ一つ丁寧に仕上げているので見えない内側まで美しく仕上げられています。
また手縫であることが一目瞭然で分かります。
コストを抑える為に、見えない部分は雑に作られていることを覚えておきましよう。
2 金属、金具部分の仕上げ
偽物(コピー品)を見分ける為に重要なポイントでもある金属を使用している箇所。
バッグの付根やボタン部分、ファスナーのつまみ部分やバッグの底にある足の部分に金属が使われています。
偽物(コピー品)の場合は金属の表面がボコボコしていたり空気が入ったように触るとザラザラしています。

こちらの画像は本物です。
写真でも分かるように、正規品は金属の内側までツヤがあり美しく仕上げられていることが分かると思います。
意識して観察すれば一流品ではないと見抜くことができます。
また、下の画像は偽物(コピー品)です。
金属部分にブランドマークやロゴが刻印されていますが、刻印が線のような細さ。
そのような物は偽物(コピー品)が多いので警戒してください。

3 ブランドロゴやタグの主張がありすぎる
例えば、バッグの内側にあるブランドタグ。
正規品→GUCCI made in Italy
偽物(コピー品)→GUCCI made in Paris
みたいなことです。
偽物(コピー品)は、無駄にParisとか、Franceとか入れたがります。
シャネル(CHANEL)製品でもロゴの下にParisと書かれた偽物も多いので注意が必要です。
またタグのインクが濃すぎる、薄すぎる、文字が太すぎる、細すぎるなども注意深く見てください。
※ヴィンテージ物などは除く実際の真贋の場合には、様々な要素を兼ね備えた上で判断致します。
4 プラスのネジが使われている

サングラスなどで良く見かける留め金部分。
正規品ではマイナスネジが使われていますので、プラスネジの場合はNG。
また、シャネル(CHANEL)のバッグなどので良く見かける金属のプレート。

プラスネジを使っている場合はNGなので気をつけてください。
5 偽物は特定した人気のあるモデルに多い

偽物(コピー品)は売れ残りを避けるためと言う理由と、利益目的の為に事前に人気があるモデルをリサーチしています。
ですから人気があるブランド、モデルは、バッグだけに関わらずお財布や小物でも偽物(コピー品)を作ります。
私がこれまで査定してきたブランド品の中でも最も偽物が多く出回ったブランド品はこちら⇩
エルメス バーキン ケリー エブリン ピコタン エールライン フールトゥ ガーデンパーティ ベアン ドゴン
シャネル チェーンバッグ全般 ニュートラベルライントート
ルイ・ヴィトン ほぼ9割 ※特に古いデザイン
リストに入るバッグは、あまりにも偽物(コピー品)が多すぎて、正規品でも買取NGという業界の異例の事態があったほどです。
偽物(コピー品)を掴まされない為にも、ブランド品は、正規直営店及びブランド品の取扱い専門店でのご購入をお勧め致します。

I do not have a fake!! Do not buy the fake!!
偽物は持たない! 絶対に買わない!
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